取引

スリッページについて

FX取引において、買値と売値に差があります。それと為替差益により利益を得ようとする場合、もしくは損失が拡大するのを防ぐ場合に損切りをします。
その際に、保有している建玉を決済し、処分することになるわけですが、決済のために、注文をしてもスリッページという現象が起こる場合があります。
スリッページというのは価格がすべる・スリップするということです。
つまり意図した価格ではない価格で約定してしまうということです。

重要な指標発表の直後、またはその直前には結果を受けて、または思惑による売買が極めて活発になることがあります。
その際には、平常時の取引量が少ない時間帯に比べてはるかにスリッページを起こしやすくなります。

価格の飛び方が激しく、90円20銭で売買してくて、注文を出しても90円30銭で約定してしまったり、90円40銭で約定してしまうことも考えられます。
つまり取引量が極めて多いときにも出来るだけスリッページが起きない方よいということになります。
想定していた価格での取引が出来ないと、予期しない利益が起こるのならいいのですが、予期しない損失を被ることもあります。

ただし、スリッページを全く起こさせないようにすることも出来ます。
売買注文の際に、スリッページは0として、完全に注文価格でないと約定しないという設定の上で、発注すれば良いのです。
この場合は、予期しない損失などを被ることもないでしょう。

ただ、極めて高い取引量の値動きが激しいときには逆にデメリットもあります。
損切り、または利益確定したい売買であった場合、またはこの近辺の価格だからこそ売買をしたいと思っていた場合に取引機会を逃す事にもなります。
希望の価格で約定しないうちに、一気に1円近く上昇、下降し変動して自分で思った価格よりもはるか遠いところで、売買もできないまま置いて行かれることにもなります。
それならば、多少のスリッページは覚悟したうえでの取引注文をだしてチャンスを逃さないようにしてみるのも良いでしょう。